研究に関するTips

このエントリーをはてなブックマークに追加
研究や大学院(留学)生活に関するTipsを集めています。

そもそも研究アイディアをどう見つけるか、そしてどう解くか

研究をするうえでは(博士後期課程、Ph.Dを目指す場合は特に)、問題解決力はもちろん、問題発見力が重要になります。既存研究のサーベイももちろん重要ですが、どうすれば問題の解決力や発見力が身につくのかについても理解しておくと、論文の読み方等も変わってくると思います。

問題解決力・発見力を身につけるためのTipsとしては、以下の本が秀逸です。自分も折に触れて読んでいます。
もちろん好奇心や、周りの研究者とのディスカッションも、アイディアの発見には大変重要です。


論文を「読む」
何がともあれ、こちらのHow to Read a Technical Paperは必読です。また、国際会議論文の読み方・書き方も大事なことが書かれており、オススメです。
また、論文を読みながら、あるいは読んだ後にbibtexにメモやサマリーをまとめると何かと便利です。自分の場合は、Summary, Comments, Reviewというフィールドを追加しています。ReviewはNLP分野の査読時の項目でそれぞれ5段階評価にしています。Reviewerの気持ちで論文が読めるようになります。Reviewは日本語でも良いですが、英語で書いたほうが良い練習になる思います。また、BibtexはJabrefやBibdesk等でPDFと一緒に管理するとさらに便利です。

Summary = {
Task:
Dataset:
Key idea/technique:
Evaluation metric:
Result:
},
Comments = {
},
Review = {
Appropriateness:
Clarity:
Originality:
Soundness/Correctness:
Impact of Ideas/Results:
Meaningful Comparison:
Substance:
Replicability:
Recommendation:
Reviewer Confidence:
}


論文を「書く」

日本人の多くにとって英語で論文を書くことは、たくさんの時間と労力がかかりますので、できるだけ効率良く読みやすい論文を(たくさん)書けるようにしたいところです。日本語・英語に限らず良い論文を書くためのヒントについては、多くの先達が書いてくださっていますので、一通り読んで頭に入れておくと良いと思います。特に自分が気に入っているものについてリストアップしています。

上のTipsにもありますが、実験結果のまとめやサーベイなどを最初からTeXで書いておくと効率的です。(とある先生は、実験結果をTeXフォーマットで出力するスクリプトを書いたりしています。)


なお、「英語」で効率的に質の高い論文を書くためには英語力の底上げも重要です。論文を書く上で必要になる英語力については、以下の本やサイトが個人的なおススメです。少なくともネイティブチェックに出す前に以下の本やサイトを駆使して論文を書き上げると、校正の効率が格段にあがります。またコロケーションディクショナリーやシソーラスを使ったり、普段論文を読んでいて見つけたフレーズをストックしていくこともおススメです。
もう一つ大切なのは美しい(分かりやすい)図を作成することです。さらに最近では、1ページ目にわかりやすい図(モデルの概要や例文)を載せる論文が多くなってきた気がします。美しい図を書くためのツールとしてはPowerPointも良いですが、より細かい調節が可能なソフトウェアとしてOmniGraffleがあります。TeXにこだわりたい場合はTikZ, PGFもおススメです。その他、NLPや機械学習系の論文を書く上で、特に押さえておきたいTeXに関するツールやパッケージ、Referenceとしては以下のようなものがあります。

論文を「発表」する
スライドデザインについては、
が秀逸です。またインフォグラフィックス関係の最新情報を追いかけておくと良いかもしれません。

スライドが一通り完成したらプラクティストークです。以下の資料は目を通して必ず(毎回)実践したいところです。

最近ではVideo Lectureなどもオンラインで見られるので、上手い人のプレゼンを見るのも良いでしょう。英語での発表はノンネイティブにとっては大きな障壁の一つですので、ネイティブ以上に準備時間が必要であることを頭に入れておきましょう。プレゼンでよく用いる英語表現というのは意外に限られているので、早いうちにマスターしておくことをおススメします。例えば以下の本にあるようなフレーズは丸暗記してしまえば良いと思います。
発音も重要です。せっかく良い論文なのに、発表者の英語発音がわかりにくく残念だった、という経験がある人は多いと思います。おススメはプラクティストークを録画して自分の発音やスピードを確認するという方法です。とてもembarassingな方法ですが、効果は抜群です。(録画練習をした時としていない時では、明らかに自分の発表のクオリティが違います。)発音がわからない単語はYouglishで実際のネイティブの発音を聞くことができます。ノンネイティブスピーカーが意識すべき、最も大切な点は「ゆっくりと、正しいアクセントで、抑揚をつけて話す」ということです。
また、事前に準備したスクリプトをnaturalreadersに読み上げてもらい、練習するのもオススメです。


論文を査読する・される
実験の進め方・記録の取り方
メールのお作法など

大学院(留学)生活について

国際会議で役立つ英語必修フレーズ10

このエントリーをはてなブックマークに追加
学会発表等で国際会議に行ったときなど、自分がよく使っているものを挙げてみます。
  1. Hi, (もし知り合いだったら、Hey, how are you?/how's it going?)(初対面なら What's your name? It's great/nice to see you!
  2. Where are you from?
  3. Who are you working with? (相手が学生の場合限定?)
  4. What are you working on?
  5. Do you have a paper/poster/presentation?
  6. もし上の質問がYesなら: What is it about? Can you give me the summary?
  7. (Can I have) your name again? (名前を忘れた場合。)
  8. 相手の名前, It's great/nice talking with you. See you around. (もしくは Have a nice time.)
  9. OK, I'm going to get a drink. (もしくは I'm going to grab something to eat.) (なんとなく会話から抜けたいとき。ちなみにI'm going toは (i)'m gonna と発音するとそれっぽく聴こえます。) 
なお、実際の発表等で使うフレーズは以下の本が参考になります。
国際学会English―挨拶・口演・発表・質問・座長進行

ボルチモアでの引っ越しに関するTips

このエントリーをはてなブックマークに追加
Baltimoreに来て最初の2年で2回引っ越しをいたしました。(引っ越し自体は時間も手間もお金もかかるのでできるだけ避けたかったのですが、色々やむを得ずということで。。。)
そこで(Baltimoreでの)引っ越しに関するTipsがいくつか溜まってきたので、こちらに記録しておきます。一人暮らし(&男性?)であれば、荷物も少ないのでそこまで大変ではないと思いますが、我が家のように家族単位での引っ越しとなると色々と追加作業が増えるので、そういった方の参考になれば幸いです。


1. 場所選び & 内見
 音、通勤・通学時間、治安など何にプライオリティを置くのか、予め決めておくと選びやすくなると思います。また管理人さん(あるいは大家さん)の人柄を見極めるのも非常に大事です。トラブルの時の対応の早さ、丁寧さに関わってきます。(トラブルがおこらないということはないです。)またGoogleなどに評判が出ていることもあるので、チェックしておくと良いでしょう。個人的にはMorgan Propertiesの物件は (Marylander, Carlyle, etc) 、クオリティが低いので日本人にはオススメしません。


2. 引っ越し業者に頼む or not?
 自分たちで運べるものは運んで、ソファーやベッドなどは業者に頼むという方式がお勧めです。Yelpでmover, moving companyなどで検索して、評判を確認すると良いです。3社くらい見積もりを出せば十分だと思います。我が家は最終的にMighty Moversというところに頼みましたが、日本の引越会社なみに迅速丁寧な仕事で驚きました。(ステマっぽいですが…。)
 基本的に、時間制(1時間$100 + トラック・ガソリン代)のところが多いので、自分たちで事前に運べるものがあれば、運んでおいてもいいと思います(時間が短くなるので安くなります)。


3. 荷造り
 1年使わなかったものは捨てる(断捨離?)のが良いと思います。家族単位での引越だと荷造りに結構時間がかかります。引っ越し日+前後2日くらいは、荷造り・荷解きに追われることになります。(可能なら仕事などを減らしておくことをオススメします。)


4. 細かなTodoとその他のTips
 引っ越し後、外の音が思った以上に大きいことが判明したら、防音カーテンや(ホワイトノイズを出すような)アプリなどで工夫をすると良いと思います。空気清浄機を設置すると、ノイズ軽減にもなって一石二鳥です。
 引っ越しに伴う住所変更などの事務手続きも煩わしいので、事前にCheck Listを作っておくと良いと思います。(Comcast以外の)大多数はオンラインでできます。便利な時代ですね。


  • Renter's insurance: 新しい部屋でも同じプランが使えるかどうかの確認。住所変更(オンラインでできる可能性が高いです)。
  • Car insurance: こちらもオンラインでできることが多いです。(Baltimore CityよりもBaltimore Countyのほうが安いです。)
  • Comcast (TV/ Internet): 基本的に電話しないとダメです。しかもCityとCountyは管轄が違うらしく、Comcast Storeに行ってCable Box (ケーブルテレビのチューナー)を取り替えないといけません。もうウンザリなので、近々Verizonにしようと思っています。
  • BGE(ガス・電気): オンラインで、住所変更、サービスの停止・再開の日程を設定できます。
  • Bank: オンラインでできます。
  • Driver's License: MVAでSSNを登録していればオンラインで住所変更できます。新住所が書かれた白い紙が送られてきます。なぜか2枚。F2(配偶者)ビザの場合は、SSNがないはずなので、MVAで再発行する必要があります。再発行に必要な書類=新規発行に必要な書類です。 
  • Credit Card: これもオンラインでできます。
  • USPS: 転送届がオンラインでできます。(1ドルかかりますが、色々なお店の割引クーポンがもらえます。)
  • 大学・会社への住所変更申請
  • 健康保険: (オンラインでできないため、現在進行中。後日更新予定)
  • IRS: F8822を提出します。

ETSインターンについて

このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年の5月〜8月に、ETS (Educational Testing Service) でリサーチインターンをさせていただきました。MSRAの時と同様、スケジュールやTipsなどをまとめておきます。

1. インターン全体の大まかなスケジュール
  • 2014年1月後半
    • アドバイザーから応募してみたら?ということでETSのインターン情報を教えていただく。ETSでのインターンについては日本にいる頃から知っていた(URL)ものの、まだJHUの1年目でコースワークも終わっておらずrequirementを満たしていないと思い躊躇していた。が、アドバイザーが「すでにMasterあるし大丈夫だよ、推薦状は書くから」というので、応募することにする。テーマをよく調べてみると2年前から一緒に働いてみたいと思っていた研究者がちょうどインターン生を募集していたので、Statement of Purposeの中で逆指名させていだいた。
  • 2月後半
    • ETSからメールが来る。「2つテーマがあるのだけど、Preferenceがあるか」とのこと。上にも書いたが、自分の場合はテーマよりもメンターで選んでいたので、自分が希望するメンターのテーマを選択。
  • 3月上旬
    • ETSのResearcherとGoogle Talkでinterview。Interviewerは2人くらいだろうと思っていたら4人もいて圧倒されてしまった。
    • interviewでは自己紹介、どんなことに興味があるか、これまでの取り組み(Yahooでは何をしたのか?、MSRAでは何をしたのか? これまで書いた論文について, etc.)、実装はどうしているか(言語は? 既存のものを拡張? それともスクラッチ?)今は授業と研究、どっちが中心? 今やっている研究は? 何か質問ある?  という感じで終始和やかに進んだ。
  • 3月中旬
    • Offerをいただく。かなりすんなりと事が進んだので驚いた。(おそらく推薦状の力が大きかったと思われる。さすがアメリカ、そしてアドバイザーに感謝。)
    • SSNをまだ取っていなかったこともあり、I-20の更新、CPTの手続き、SSNやらの事務作業(=たらいまわし)が一気に増えることに。
  • 4月
    • 引き続き事務作業。お役所、事務所めぐり。
  • 5月末〜8月中旬
    • ETSで12週間のインターン
    • 12週間のインターン生(NLP)が3人と、その他の分野で8週間のインターン生が15人弱いました。
  • 9月〜12月
    • 成果を論文にまとめて投稿。無事にAcceptされ、NAACL2015(2015年6月)にて発表(予定)。

2. ETSでの生活
  • 規則正しい生活
    • (2014年かららしいですが)インターン用にホテル(2bed 2bathの部屋を2人のインターン生でルームシェア・朝食付き・平日は軽い夕食付き)を提供してくれました。自分で部屋を探したりする必要がない(もちろん宿泊費も不要)のはありがたいです。ただ、ホテルとETSは車で20分くらいの距離があり、車持参でない場合は1日1往復の無料送迎シャトル(朝8時と夕方5時)に頼らざるを得ません。ホテルからETSのサーバーにアクセスすることはできないので、毎日朝8時半から5時までという限られた時間内に作業を進めなければなりません。基本的に自分は毎日決まった時間に作業するのが好きなので、あまり苦にはなりませんでしたし、効率的に時間を使う訓練にもなりました。とはいえ、(早く行きたい時や少し残って作業したいときなどには)ルームメートやオフィスメートの車にときどき相乗りさせてもらうこともありました。
  • 多様性
    • ETSには幅広い分野の研究チームがあります。教育分野はもちろん、自然言語処理(音声、テキスト)、心理統計(正確にはPsychometricsと言われている)や、認知科学(対話やマルチモーダルなテストを開発したり)といったものもありました。各チームで開いているセミナーやトークにも参加しましたが、(もともと文系ということもあって?)どのテーマも興味深く面白かったです。
    • インターン生のバックグラウンドも多様でした。大学、国籍もかなり多様で男女比も50%ずつ(たまたま?)、というのはとても驚きました。
  • GRE, TOEFL, TOEICの裏側がわかる
    • ETSといえばTOEFLやGREを運営している団体ですが、インターン中にセミナーという形で、TOEFLとGREの裏側(どのように(自動)採点されているのか)や今後の計画(例えば5年後のTOEFLはどうなるのか)といったことを知ることができます。もちろんここには書けないのですが…。
  • 大自然に包まれたキャンパス
    • ETSのプリンストンキャンパスは緑に囲まれたとても自然豊かなところ(陸の孤島)です。研究で煮詰まった時などは、キャンパス内にあるTrail(ハイキングコースのようなところ)を散歩することで気分転換ができます。
3. 持ち物リスト
  • ホテルに大抵のものはありますし、ショッピングモールに行けば大体のものは揃いますが、自分が持参して役だったものなどを挙げておきます。
    • サンダル
    • 好きなキーボード(インターン生はWindowsマシンが割り当てられます。)
    • 洗濯物を入れる大きめのバッグ(Washer & Dryer(無料)まで持っていくときに)
    • タンブラー(朝ホテルで飲み物を補給していくと便利)
    • ニューヨークのガイドブック(電車で40分ほどの距離です)
    • (自分は持参しなかったのですが)水着があるとホテルのプールでエンジョイできます。
4. おわりに
ETSのインターンでは自分が2年ほど前から一緒に仕事をしてみたいと思っていた研究者と働くことができ、大変充実したあっという間の3ヶ月でした。無事にNAACLというアウトプットまで持っていくことができて一安心です。改めて「どこで働くかというよりも、誰と一緒に仕事をするか」というのが自分にはとても大事なファクターなのだと感じました。(とはいえアメリカは人の流動性が高いので、その辺りは気をつけないといけないのですが…)

      JHU: アメリカ・ボルチモア生活セットアップメモ

      このエントリーをはてなブックマークに追加
      いよいよ引っ越しも終え、新生活のスタートダッシュ…といきたいところでしたが、生活のセットアップに必要なことが山ほどあったので、必要なこと、やっておくと良いことこちらにまとめてみます。
      (適宜更新予定です。)

      1. 銀行
      何がともあれ、住所が決まったらまずは銀行口座の開設かと思います。自分はキャンパス近くのBank of Americaに口座を開きました。
      人によって必要な書類が変わってくると思いますが、自分の場合は
      • パスポート
      • I-20
      • 奨学金証明書(英文)
      • 入学許可証
      • アパート(住まい)の住所
      を準備しました。クレジットカードも申請してみますか?と聞かれたので申し込みました。
      アメリカでも作りやすいクレジットカードとしては、上のBank of Americaに加えて、
      •  JAL: http://www.jalusacard.com/jp/index.php
      • ANA: http://www.anacardusa.com/
      • Amazon.com: https://www.chase.com/credit-cards/amazon/amazon-home
      のような日本の航空会社が提供しているサービスも良いようです。

      03/31/2015 追記: Amazon.comのカード(https://www.chase.com/credit-cards/amazon/amazon-home)も便利です。

      2. インターネット
      これも住まいによって異なりますが、自分の周りでは(悪名高い)Comcastしか選択肢がない、というケースが多いようです。とはいえ、ネット環境が手に入ったら生活が豊かになると思います。

      3. Amazon (student) primeに申し込み
      最近では寝具や調理器具(日本製の炊飯器も!)、OA機器等もAmazon(.com)で買えます&配送してもらえます!! 時間がない人は、Amazonで一気に揃えても良いと思います。Primeに登録すると配送日が短くなるので重宝します。またAmazon Studentというサービスもあるので、学生は登録しておくと便利でしょう。(こちらのリンクから登録すると5ドル分のAmazon Creditがもらえます。)

      4. 家具の調達について
      こちらもAmazonか、誰かに(あるいはレンタカーで)IKEAやBed Bath & Beyond等に連れて行ってもらうのが良いと思います。引っ越しされる方のMoving Saleを待つという手もありますが、最低限の生活必需品はすぐに買った方がストレスフリーだと思います。また、事前にWebで商品を見繕っておくとスムーズです。逆に言えば生活必需品以外は、Moving Sale時でOKかもしれません。
      ただし、長期間滞在する場合は新しいものを買っても良い気がします。
      Moving Saleでは、目当ての品が出るまでの待ち時間や運搬、交渉の手間がかかりますので、必要度合いに応じて上手に活用すると良いと思います。

      5. SSNを取得する
      I-94は電子化されたようなのでこちらからGet I-94 Numberで番号をGetしましょう。
      自動車免許申請の際に必要になる(場合がある)ので、プリントアウトしておくと良いと思います。SSN発行に必要な書類を大学でもらい、最寄りのSSNオフィスへ行きます。最寄りのSSNオフィスはこちらから検索できます。
      ※ちなみに自分は基本的に奨学金でまかなっており、大学からの(TA&RA含めた)給与がないという理由で、SSNがもらえていません(涙)。(追記: 有給のインターンに行く前にもらうことができます。)

      6. 自転車
      Homewood Campus周辺だと、Twenty 20 Cyclingが(少し値段が高くなりますが)品揃えも多くてオススメです。ヘルメット&U-Lockも忘れずに。

      7. 自動車(中古車)購入〜免許取得
      どういう流れが一般的かはわかりませんが、おそらく
      A. レンタカー → 免許取得 → 自動車保険 → 自動車購入
      or
      B. 自動車保険 → 自動車購入(or 取得) → 免許取得
      という流れが多いのではないかと思います。

      7.1 自動車・保険
      中古自動車の購入は(初めから良心的な価格が設定されていて)値段の交渉余地が少ないcarmaxを薦められることが多いです。車種等にこだわりがなかったり、急ぎでない場合はMoving Saleを待つという手もあります。
      自動車保険について、国際免許のみ(SSNなし、アメリカの免許なし)だとProgressive が申し込み可能な中で一番安かったです。それでも月に$200(2人で)しますが…。SSNがあれば、選択の幅がもう少し広がると思います。
      車を買うとtemporalなナンバープレートがもらえますが、有効期間が60日ということで、60日以内に免許を取る必要があります、、、が実際に60日以内に取るのは厳しいので、あまり気にしなくて良いそうです。免許取得後保険をGEICOに切り替え、保険料が月$80(2人で)になりました。(郊外の治安の良いエリアだともう少し安いです。)
      自動車を購入すると、しばらくしてMVAからVehicle Emissions Inspection Programのお知らせが来ますので、こちらのサイトからEmissions Service(VEIP)を実施しているところを探して、検査に行きます。検査自体は非常にあっさりしてもので2〜3分で終わります。2年に1回検査する必要があるそうです。


      7.2 自動車免許
      【2016年2月追記】2016年1月から、日本の免許証を持っている人はメリーランド州で免許を取得するプロセスが大幅に簡略化されました。詳しくはメリーランド州MVAのForeign Reciprocity Agreementsをご確認ください。


      まず必要書類を準備します。
      • SSN
        • なければSSN officeでineligibility proofを発行してもらいます。書類には「This notice is not proof of ineligibility for an SSN or card」と書いてありますが大丈夫でした。
      • Passport
      • I-94
        • 現在は電子化されているのでプリントアウトしたもの
      • I-20 / DS2019
      • 日本の免許証
      • 日本の免許証の翻訳(MVA指定の翻訳者によるもの。翻訳者は周りの日本人に聞けば誰か知っていると思います。)なお、翻訳はなくても大丈夫という情報もあります。
      • 国際免許
      • 3-hour Alcohol and Drug Education Certification
        • こちらから近くのcountyの会場を選んで受講・受験します。
        • 自分はこれを受講し、Test Areaから受験会場・日時を選びました。
      • 住所証明(異なる2種類以上の証明が必要)
        • Comcast等の請求書、Bank account statement, アパート家賃の請求書など
        • MVA発行の(車の)Certificate of TitleもOKだそうです。
        書類が揃ったらKnowledge Test, Driving Testを実施しているMVAに行きます。
        (こちらでFull Serviceとなっている所が良いでしょう。自分はここに行きました。)
        自分が行ったのは12/30でしたがとても混雑していて、順番待ちで1時間、書類チェックで45分ほどかかりました。

        書類チェック、視力検査(文字を読むのと左右の光を識別する)をパスしたら、Knowledge Testに進めます。(余談ですが、書類チェックの際に身長と体重が聞かれたのでfeet, poundで言えるようにしておきましょう。自分はよくわからなかったので、担当者が適当に記入した身長と体重が記載された免許証になっています^-^; )
        Knowledge Testは22/25の正答率で合格です。MD Practice Driving Testという無料のipadアプリandroidアプリが出ていますが、当日は見たことがない問題がたくさん出たので、MVAのDriver's Manualも目を通しておいたほうが無難かもしれません。(もっとも常識的な選択肢を選べば大抵は大丈夫だと思いますが。)自分はギリギリ22/25で合格でした。

        Knowledge Testに合格すると、そのままDriving Testに進めます。(初回はWalk-inで受験し、2回目以降は予約が必要になるそうです。)
        自動車保険の証明書、車両登録(車を買うともらえる細長い白い紙)を提出し、Driving TestのCheck-Inをします。

        Driving Testではライトの点灯、クラクション、ブレーキランプ等々の確認をしてから、縦列駐車(3分以内)、バックでの駐車を行い、これらをクリアすると実際に道路を10分ほど走ります。道路ではスピード、車線変更、標識の確認があります。
        事前にルートを知っていると大分落ち着いて走れると思うので、参考までに自分が通ったルートを載せておきます。(担当者によってコースは違うかもしれませんが…。)


        ※ちなみに自分の試験官は愛想が悪く高圧的だったので、とても神経を使いました。車線変更していた最中の標識に対して「先ほどの標識は何でしょうか?」という問いを出すのも、ちょっと意地が悪いのでは?と思いました。(自分はわかりませんでした。)


        無事にDriving Testをクリアすると、10分〜15分ほどで呼ばれ、免許がもらえます。

        7.3 ガソリンスタンド
        エリアによって値段が多少違います。
        Baltimoreのガソリンスタンドの値段一覧はこちらを参考にしてください。


        8. 郵便
        切手はforever、international foreverという切手があります。詳しくはこちらを参考にすると良いでしょう。郵便局以外でも、スーパーマーケットでも(レジで)扱っているところがありますし、USPSのウェブサイトでも購入できます。送る際に切手がいくら必要かについてもUSPSのページから計算することができます(わかりにくいですが)。


        9. Baltimore食事処・レストラン
        Baltimore-Best-Restaurants-2013が参考になります。
        自分が行った(&行きたい)お店リスト(Yelp bookmark)も随時更新していきたいと思います。
        また、レストランウィークというイベントが年2回ほどあるので、気になるレストラン(特に普段は高くて行けないお店)があるかチェックしてみると良いでしょう。

        10. ショッピング
        ほとんどのショッピングモールはBaltimore Cityの郊外(695よりも外)にあり、車が必須です。比較的大きめのモールとしては


        などがあります。Owings Mills(北西)にあるモールはほとんどのテナントが撤退していて人もほとんどいないのでオススメしません。(Owsings Millsのモールは映画館以外は、再開発のためなくなりました。)Yelp等で評判を確認してから行くと良いでしょう。

        車がない場合は、EbatesのようなキャッシュバックサービスのあるオンラインショッピングやAmazonという選択肢もとても便利です。

        アジア系の食材については、Ellicot CityにあるH-martGreat Wallが比較的評判が良いです。


        11. Tax Return
        大学でも説明会がありますが、こちらのサイトがとても参考になります。(8843 form sample)
        書類を揃えたら、郵便局からcertified mail (書留)で郵送します。
        別エントリーに詳細を記録していますので、そちらも参照してみてください。)

        12. 医療・病院関係
        12.1 コンタクトレンズ
        コンタクトレンズを購入するには、眼科医の処方箋(prescription)が必要です。
        処方箋は眼科でEye Examを受ければ手に入れることができます(メガネ用のprescriptionは2年、コンタクト用は1年間有効です)。自分はAmerica's Bestというところに行きましたが、保険無しで$79(+$20で、今後3年間のEye Examが無料、コンタクト・メガネが10%引)でした。初めて(米国で)コンタクトを使う場合、Eye examの日にTrial用のコンタクトがもらえるのでそれを1週間ほど使い、1週間後にfollow-up検診をして、そこで特に問題がなければ、最終的なPrescriptionが出る仕組みになっています。

        Eye Examでは専門用語が多数出てくるので、電子辞書や英和辞典アプリを持参すると良いと思います。また視力単位が日本とは違う(例えば1.0=20/20, 0.8=20/25, 20/15=1.33)点も覚えておくと良いかもしれません。

        12.2 歯医者
        保険に入っていない場合はもちろん、保険に入っていても結構費用がかかります。体感としては(保険に入っていない場合)日本の10倍近い値段がかかります。治療のクオリティ自体は悪くありません。留学生などは歯科保険がオプションになっている大学もあるので、入っておくと良いと思います。保険会社によってカバーしている歯医者が異なっていたり、Waiting period(6ヶ月、あるいは12ヶ月)にも注意が必要です。(参考


        【参考文献】
        アメリカでの生活に関して網羅的に書かれているので、とても参考になっています。
        また自動車の運転については、

        が参考になります。


        JHU: 最初のタームを乗り切るために

        このエントリーをはてなブックマークに追加

        留学後最初のタームは授業、研究はもちろん、精神面でも乗り切るのが大変でした。そこで自分の失敗も含めてまとめておきたいと思います。

        1. 最初の2週間
        最初の2週間は、どちらかというとマッチング期間ということで、授業内容と自分のやりたいことがちゃんとマッチしているかを確認する意味合いがあります。ですので、できるだけ多くの授業に出てみると良いと思います。授業内容はもちろん、先生との相性も(課題やテストをやる上で)結構大事だったりします。自分は割と必要な授業だけしか行かななかったので、最初の2週間くらいはもっと幅広いクラスに出てみるべきだったと思います。

        2. 履修するクラスが決まったら
        どのクラスをとっても、課題の多さ、難易度、周りの学生のレベルに圧倒される可能性が大きいですが、あまり深刻に考えてはいけません(圧倒されなかったらそれはそれでいいことだと思います)。一朝一夕に追いつけるものではありませんし、まずは自分ができることを精一杯やって、それで良しとしましょう。出来ない部分に目を向けてストレスを溜め込むより、「今日はこれだけ成長した」と思える部分に目を向けるようにしたほうが良いです。自分も授業開始から1ヶ月後に精神的に1度ダウンしてしまいましたが、上のように気持ちを切り替えて(開き直って?)からは、そこそこ楽しさも見つけられるようになりました。

        3. 英語の壁、数学の壁
        専攻によって壁は違ってくるかと思いますが、自分の場合はもっぱら英語と数学の壁が大きかったです。

        振り返ってみると最初のタームを乗り切る秘訣は、入学後のオリエンテーションで、とある先生が言っていた次のアドバイスに集約される気がします。
        皆さん、入学おめでとう。Ph.Dを取った人生の先輩として一つだけアドバイスしたいと思います。皆さんは今とてもワクワクし、期待に胸膨らませていることと思いますが、そんなワクワク感は早ければ2週間、遅くても1ヶ月後にはなくなっています。とても大変な日々が待っていると思いますが、とにかく早く慣れること、自分のペースを見つけること、そして良い研究テーマを見つけることが大切です。

        JHU: 渡航準備

        このエントリーをはてなブックマークに追加
        ここでは主に渡航準備についてまとめておきたいと思います。JHUに限らずアメリカの大学・大学院への留学準備に共通するところもあるかと思うので、参考になれば幸いです。

        アメリカへの留学の渡航準備は大きく分けて、
        1. VISA申請〜取得
        2. 荷物の運搬
        3. 渡米と現地での生活セットアップ準備
        4. (optional?) 健康診断系
        に分けることができます。

        最初にオススメしたいのは、以下諸々の手続きで作られる書類はScanSnap等で渡米前にスキャンし、PDF化するなどして保存しておくと便利です。アメリカではPDFを添付するだけでOKという手続きが結構多いです。


        1. VISA申請〜取得(3月~5月)
        ※あくまでも2013年5月時点での情報なので、最新情報は米国国務省のページ
         https://ceac.state.gov/genniv/default.aspx
        で確認して下さい。

        1.1 申請に必要な書類を集める
        申請に必要な書類は、以下の通りでした。
        ・I-20 (Jビザの場合はDS2019) : 大学から送られてきます。
        (※ Ph.D.でも奨学金の種類・内容によってはDS2019 (=J-Visa) にできる可能性があります。FとJの大きな違いの1つは、配偶者のアメリカでの労働許可があります。自分は最終的にJは取れませんでした。)
        (※ 発行にはPassportのコピー、残高・奨学金証明(英文)を大学に提出する必要がありました。Passportと残高証明については妻の分の提出も求められました。)
        Student and Exchange Visitor Program (SEVIS I‑901)
        I-20/DS2019が届いたら、こちらから申請して領収書を受け取ります。これは家族単位での申請になります。
        ・戸籍謄本(家族同伴の場合)
        ・財務証明書(銀行の残高証明(英文)でOK。配偶者がいる場合は必要な残高が少しだけ上がります。)
        ・入学許可証(Offer LetterでOK)3月頃届きました。
        ・奨学金証明書(必須ではありません)


        1.2 面接日程を申請する
        まずはこちらからD160を作成します。同伴者がいる場合はその人の分も作成します。
        履歴書を作成するような感じ(学歴、職歴、両親についてなどなど)なので、場合によってはかなり時間がかかります。中でも2-inch x 2-inch の写真作成が面倒です。
        例えば、photo tool 等を使ってサイズを合わせ、Gimpで背景を真っ白にします(やり方はこちらなどを参考にすると良いと思います)。
        次にこちらから家族それぞれのアカウントを登録し、ビザ申請料金を支払います。わかりにくいですが、料金をクリックするとできます。同伴者がいる場合は、それぞれ支払いをします。

        1.3 面接に行く
        上で申請した最寄りの?アメリカ大使館・領事館へ行って面接を受けます。(自分の場合は大阪のアメリカ領事館でした。)主な持ち物としては、
        DS160確認書 x 2(自分+妻の分
        ・カラー写真(2-inch x 2-inch):DS160申請時に作成するデジタル写真を印刷 (結果的には使いませんでした。)
        ・VISA申請料支払い証明:領収書番号(11)を持参
        I-20 x 2(自分+妻の分
        I-901 SEVIS管理費領収書
        ・奨学金証明書
        Admin Letter by Stanford
        ・戸籍謄本(日本語):婚姻関係の証明書として。
        ・面接予約確認書
        ・クリアフォルダ:すべての書類をクリアフォルダに入れるため

        面接会場での流れ&注意事項としては、
        • 水筒は持ち込めない
        • 入り口で手荷物検査
        • まず最初に書類提出
        • 写真は綺麗にアップされていたので返却された。
        • 面接予約欄では妻の申請内容もF1とになっていたが、F2で申請できた。
        • 指紋をとって面接会場へ
        という感じで、面接では、
        • どうしてアメリカに行きたいのですか?
        • Ph. D. ですか?
        • (ここから質問が急に英語になった)なぜJHUなのですか?
        • 期間は?
        • 大学がお金を出すんですよね?(自分は奨学金がある旨を伝えました。)
        というやりとりのあと「ノープロブレーム。ビザは2, 3日で郵送されます。Bye。」ということであっさりと終了。
        面接自体は1分程度でした。9時前に着いて9時45分に終了しました。オンライン申請の煩わしさに比べるとあっけないほどスムーズでした。


        2. 荷物の運搬
        2.1 海外引越
        アメリカまでは船便で2ヶ月程度かかるので、すぐには使わないもの(冬服等々)などは船便で送ると安く済みます。本は基本的に裁断してPDF化したので物理的な本は数冊程度しか送っていません。
        夫婦2人で20m^3 のプランにしました。(大小あわせて全17箱でした、少し多いほうだと思います。)また、荷造りに関しては妻に大いに助けていただきました。感謝してもしきれません。
        なお、代表的な会社としてはクロネコヤマト、あるいは日通かなと思います。他にもありますが、のは上の2社は現地でも日本人が対応してくれるようです。またアメリカの運送会社は相当荷物の扱いが荒いらしいので注意が必要です。

        2.2 国内引越
        妻の実家に数箱だけ荷物を送りました。こちらは安心の?アリさんマークにお願いしました。

        2.3 持っていけない家具や家電の処分
        良品買館さんに一括で出張買取をお願いしました。都会?だとこういう買取サービスがあまりないような気がするので助かりました。車については友人に譲渡することになったのですが、譲渡に関する諸々の手続きや契約についてはディーラーに一任したので、大分楽でした。


        3. 渡米と現地での生活セットアップ準備
        3.1 航空券の予約
        荷物が多くなると思うので、手荷物の容量(1人何kg、またいくつまで持ち込めるか)を確認すると良いと思います。

        3.1 ホテルの予約
        アメリカ入国後1~2週間程度は海外引越しの荷物が届かないため、場合によってはホテルを予約する必要があります。JHU Homewood Campusの目の前にあるのはこちら

        3.2 住まい探し
        住まい探しのポイント(我家の場合)は、
        • 家賃
        • 何が (gas, water, electricity, internet, etc.)家賃に含まれている(or いない)のか
        • 大学からの距離
        • 周りの治安(キャンパスの東側、南側は治安が悪いと聞いていたので。)
        • バスタブがあるか
        • 洗濯機が部屋にあるかどうか
        • 仮押さえとdepositについて
        • 駐車場(料金)
        といった感じでした。
        なお、部屋のリースには自分と妻の名義を登録しました。(同居する成人はリースの名義に加えるのが一般的なようです。)したがって2人分のアプリケーションが必要でした。
        リースに登録すると、鍵をなくしてロックアウトされた際などに会社にあけてもらうなどが出来るようになります。
        JHU/Baltimoreでの住まい探しの参考になりそうなサイトとしては、
        • JHUが提供しているサイト 
        • CraigsList(CraigsListは電話でのやり取りや直接会って交渉することも多いので、最初の住まい探しには向かないかもしれませんが…。)
        • BonnieRidge(日本人が多く住んでいるアパート。キャンパスから離れているので車が必須です。)
        • Preller Properties
        などがあります。

        3.3 海外送金準備
         自分の場合、奨学金財団から支給される奨学金&生活費が日本の銀行に振り込まれるため、自分でドルに両替しアメリカの銀行へ送金する必要がありました。両替、送金それぞれの手数料を抑えるため、両替はサイバーエージェントFX(追記:2014年よりYJFXへと社名変更されています。http://www.yjfx.jp/)
        、送金はCiti Bank (追記:2015年よりSMBC信託銀行・プレスティア)で行うことにしました。(注: 以下ステマではありません。)また他に良い方法などあれば、教えていただけると助かります。
         両替に関してはサイバーエージェントFX以外でも問題ありませんが、自分が調べた限りでは両替(実際は円からドルへの現受・現渡を利用した両替)、及びCiti Bankへの送金手数料が全くかからないのはサイバーエージェントFXの利点です。(追記:2015年より1500円かかります。)
        またアメリカへの送金についてもCiti Bank以外に色々ありますが、数百万円(or 数万ドル)単位での送金ができるところは結構限られてきます。また送金サービスが急に終わったりすることも多いです。Citi Bankの利点はアメリカの銀行口座への送金にかかる手数料(リフティングチャージ)が安い点だと思います。日本の一般的な銀行口座等からの海外送金では、日本側とアメリカ側両方で手数料が取られます。送金先のアメリカの口座を作ったら(あるいは大学へのWire Transfer口座が指定されていたら)、すぐにCiti Bankの「海外送金先」に登録しましょう(郵送で申請する必要があり、1〜2週間程度かかるはずです。)。
         ※CitiBankの欠点としては、2013年6月時点ではCiti Bankでは口座に100万円(マルチマネー口座(外貨)の場合は100万円相当額)以上預けておかないと口座維持費が月に2100円もかかるので、その点は注意が必要です。

        ※Citi Bankのマルチマネー口座の開き方
        Citi Bankの円預金口座番号が手に入ったら、シティバンクオンラインからマルチマネー口座外貨預金の利用申し込みをします。その際、シティバンクオンラインメニューにある、プロファイリングという小テスト的なものを実施する必要があります(リスクに関する理解を確かめる感じ)。基本的には元本割れNGの安全志向ではなく、外貨預金なので元本割れのリスクがあることや、投資経験・知識がある体(てい)で受ける必要があります。
        (どの質問も、極端なものではなくバランスが取れている選択肢を選ぶと良いでしょう。)晴れて、リスクスコアをクリアするとマルチマネー口座申込画面へ進むことができます。


        3.4 留学先現地の下調べ
        これは行き先によってだいぶ違うと思います。自分は以前ボルチモアに住んでいた方から以下のようなサイトを教えていただきました。
           ※JHU Homewood Campus周辺の治安について
        JHUのメールアドレスが登録されると、毎日のようにIncident Reportが届きます。残念ながらキャンパス周辺(キャンパス内も!!)で頻繁に窃盗、強盗などの犯罪が起きています。キャンパス内では図書館、キャンパス外では東部のE33rd St.や29th St.以南が多いようです。
        (追記: ボルチモア中心部の殺人事件Mapも参考になります。)

        3.5 zipcar
        アメリカにはzipcarというカーシェアリングサービスがあり、レンタカーよりもフレキシブルで便利です。zipcarに申し込むには、国際免許に加えて無事故無違反証明書、運転経歴書(英文)が必要なので、渡米前に自動車安全運転センターのサイトにしたがって取得しておくと良いでしょう。また、zipcatは週末は予約で埋まってしまうことが多いので、週の半ばまでには予約しておいたほうが確実です。

        4. 健康診断系(Pre-entrance health requirement)
        4.1. 予防接種および血液検査
        日本は予防接種後進国(むしろアメリカが予防接種大国?)らしいので、大学からのRequirementを満たすには追加接種や検査が色々必要でした。以下自分のケースについてまとめておきます。
        基本的には子供からの予防接種も含めて、
        • Measles (はしか)*2回のdose (または血液検査によるTiter(抗体価)での陽性反応)
        • Mumps (おたふく)*2回のdose (または血液検査によるTiter(抗体価)での陽性反応)
        • Rubella (風疹)*2回 のdose (または血液検査によるTiter(抗体価)での陽性反応)
        • 結核のスクリーニングのための血液検査
        • Tetanus Booster (破傷風追加免疫) : 7才以降の追加予防接種(自分は受けていなかったので受けましたが、妻は小学生の時に受けていたようです。)
        • Varicella / Chicken Pox (水疱瘡)*2回のdoseあるいは、罹患歴があればOK
        • Polio: これはPrimary seriesという予防接種があればOK。基本的には皆受けているはず。

        が必要でした。上記3つはMMR (Measles, Mumps, Rubella)というのが便利らしいですが、日本では1988~1993年のみ実施だったため、自分は個別接種が必要がありました。なお予防接種は一度接種すると次の接種まで4週間待たなければならないので注意が必要です。(実際自分は大学側の提示した締め切りに間に合わずメール等で対応を相談しました。困ったら聞く(交渉する)、というのはとても重要です。
        また、配偶者や子供がいる場合は、その分の上記予防接種の記録(英文)を作り、近所の内科で医師からサインをもらっておくと良いかもしれません。

        4.2 歯医者 (optional)
        アメリカでは歯は任意保険なので、できれば日本で済ませておきたいところです。
        歯の保険についても、申し込みから半年〜1年は使えないらしいので(意味がよくわかりませんが…)注意が必要です。

        [参考文献]
        最後に参考文献として以下を挙げておきます。
         

        この本にある渡米準備に関するガイドは大変参考になるので手元に置いておいて損はないです。ただしこの本で書かれているのはJ1ビザの話なので、ビザ関係については注意して読む必要があります。自分は当初勘違いしていました。